2022年04月16日

リトアニア史余談122(最終回):無冠の王ヴィタウタスの死/武田 充司

 ヴィタウタスの戴冠式は1430年の聖母マリア生誕祭の日(9月8日)にトラカイの城で行われることになり、その準備が進められた。ニュルンベルク(*1)では金細工師によってヴィタウタスと后ユリアナの王冠が作られた。そして、戴冠式への招待状が各地の王侯貴族たちに発送されたが(*2)、招待状が届く前にトラカイに向かって出立した人もいた。
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posted by でんきけい at 12:02| Comment(0) | 武田レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする