2008年09月22日

近作発句より/鷹野 泰

俳句には昔から関心を持っておりましたが、気分的余裕が無く多くの時間をそのために割くことはありませんでした。しかし、数年前ひょんな事から「NHK俳句」に投句を始め、与えられた兼題に毎月四苦八苦している昨今です。

その中で、やや評価されたここ一年の数句をここにご紹介しましょう。

・ ひとすじの魁夷(かいい)の道や青芒(あおすすき)

・ 春めくや自適の日々にやや慣れて

・ 早蕨(さわらび)の確かと握れる信濃かな

・ 無言館出れば信濃の若葉風

・ 稲妻の闇に嬉しき新車かな

・ 空蝉(うつせみ)をそっと移して墓洗う

・ 胡弓(こきゅう)のみ闇に残れり風の盆
posted by でんきけい at 02:00| Comment(3) | 鷹野レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
卒業50周年同窓会の近況報告にも、秀句が紹介されています。
私の好きな句:度忘れの骸漂う春の闇
Posted by 寺山 進 at 2008年09月23日 06:50
どれも印象的なよい句ですが、この中で、特に気に入った句は、「早蕨の・・」でした。高校時代に習った国語の先生が、「あららぎ派」の歌人でしたが、俳句も熱心に教えてくれました。当然のことながら、正岡子規流(ホトトギス派)です。「早蕨の・・」の句を見て、ふと、当時のことを思い出しました。
Posted by 武田充司 at 2008年09月24日 22:36
俳句のお仲間が居て大変うれしいと思います。風の盆は俳句にするのは大変むつかしいと聞いていましたが、貴兄の句には、風の盆の雰囲気がよく出ていると思いました。
Posted by 井村 英一 at 2008年09月28日 12:35
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