2009年08月03日

《特別寄稿》 クラスブログ開設一周年に寄せて/渡部 直也

 同窓会事務局に「初めまして 1955(S30)卒の大曲です。・・・ クラス1955のページを立ち上げようと考えています。・・・」とのメールをいただいたのが、2008年の6月初めです。

 メールにはクラスの大きな目標として2010年に55年会を計画しているとの話もありました。ひと月ほど経った2009年7月1日、大曲さんと高橋さんが本郷の工学部2号館に来られて、クラ080701Class1955.jpgスブログの操作に関する講習を行いました。私が一通りお話しをする中でも色々ご質問を受け熱心な様子を拝見しましたが、ブログ操作に慣れるにはまだ時間がかかりそう、2010年の55年会もまだ先だから慣れるまで十分時間はありそう、というのが正直な私の感想でした。
(写真 2008/7/1講習会)

 しかし私の予測は大きく外れました。講習の後、お二方からはメールで何回も質問を受けて、そのたびにお答えするやり取りを繰り返していくうちに、確実に皆さんの技術は向上していきました。そして講習の僅か一か月後には早くもクラスブログがスタート。その後、素晴らしいペースで記事が掲載されていったのは皆さんご承知の通りです。これは、大曲さんと高橋さんのブログ編集力と、そこにどんどん記事が提供できる経験豊富なクラスの皆さんの連携力が為す技だと思います。
 
 ブログは、日記風簡易ホームページと呼ばれる通り、携帯メール感覚で自分の日常を手軽に発信できるところが、まず若者に支持されてきた大きな要因です。その後、単なる日記を超えて、様々な情報、知識は散らばっているネット空間を構成する基本要素へと発展しています。ブログはロングテール現象、CGMなどの新しい概念とともにWeb新時代を代表するキーワードとなりました。ただ、折角の技術なのですが、残念なことにシニア層の人々には敷居が高いのです。

 敷居が高い理由は、まずコンピュータリテラシー(PC操作の技量)にありそうです。少なくとも70歳を超えるシニアは現役の時、自身でPCを使い、メールやインターネットに馴染んでした方は少ないはずです。ただ、コンピュータの操作技量については、シニアだからこそ積極的にアンチエージングの一環で独自に勉強されている方を私は何人も知っています。もう一つの要因は、日常において新しい技術手段を利用する必然性が無いことかもしれません。ブログが使えなくとも困ることはないし、若者の戯言ブログには興味が無いし、注目して見たいコンテンツもない訳です。このコンテンツがよく見えないことが本質的な問題かもしれません。
 
 2年前、電気系同窓会ホームページの大幅更改を機会に、クラスブログを導入しました。ブログに慣れた若い世代がまずこれを使いこなして行くと想定しましたが、結果はむしろ逆でクラス1955に代表されるシニア世代が使いこなすことになりました。ブログ技術には長けているが、日々忙しくて余裕のない若年世代に対して、これまでのしっかりした社会経験に裏付けされた豊富な話題を持ったシニア世代が一度ブログ技術とその効用を理解したとき、シニアだからこそ為せるブログの新しい活用が生まれてくるのではないかと私は期待しています。

 来年2010年に「55年会」を開催するという慶事に向けて、更にその先へ、豊富な経験と長年の間に培われてきた良識に裏打ちされたクラス1955のページが益々発展されることを祈念いたします。
(渡部直也@1975、http://silab.oops.jp/

posted by でんきけい at 02:00| Comment(0) | ひろば | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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