2010年12月16日

熊野古道/井村 英一

 今年8月4日、長年の念願であった熊野古道に行ってきた。
 新横浜から名古屋まで新幹線で2時間、名古屋から紀伊勝浦まで紀勢本線の特急で4時間合わせて6時間かかって、昼過ぎに紀伊勝浦に着いた。
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熊野那智大社
那智の滝
 翌朝、観光バスで「熊野三山めぐり」をやった。約7時間の長丁場である。熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社と回った。那智大社のすぐ右には青海渡寺・三重の塔・那智の大滝がある。

 神にませばまことうるわし那智の滝(高浜虚子)
 翌日は、路線バスで大門坂バス停まで行き、大門坂を歩いて登った。ここは熊野参詣道の中辺路の一部であり、鬱蒼と茂る杉木立の中の苔むした石畳を歩く熊野古道の雰囲気を一番手軽に味わえる場所である。大門坂修正2(60%).jpg
大門坂
 途中に石段が257段あり、全体で640mの長さである。石畳が凸凹しているし、雨で濡れていて滑りやすく、歩きにくかった。汗を拭き拭き、一歩ずつ踏みしめて登った。1時間近く登って、やっと那智大社に着いた。つくづく昔の人は大変だったろうと思った。

 平安時代に熊野御行を盛んに行なった上皇達の熊野詣での主なルートは、京から紀伊半島の西海岸を来て、田辺から中辺路を経由して本宮大社に参詣し、船で熊野川を下り、速玉大社に参詣し、ついで那智大社に向かい、大雲、小雲取越を経て、再び本宮を目指し、そこから帰路に着いたといい、2ヶ月から3ヶ月の旅だったという。中辺路は滝尻王子から熊野本宮まで全長88kmの道程である。
posted by でんきけい at 02:00| Comment(0) | 井村レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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