2012年01月11日

平成23年自選12句/井村 英一

1月
  初もうで進学の絵馬掲ぐ孫
2月
  斑雪枝に水玉光る朝
3月
 東日本大震災 仲春やいわきの従姉妹の無事の声
4月
 運慶展にて 春浅し大日如来に見つめられ
5月
 伊勢神宮にて 神苑に太古の杉の鼓動聴く
6月
  紫陽花に黒き乃木邸雨の中
7月
  日陰なき長き石段夏の雲
8月
  夏の果手術日待ちて重苦し
9月
  台風の外れて静かに手術待つ
10月
  患ひて墓参も出来ず秋彼岸
11月
  病癒え演歌楽しむ夜長かな
12月
  冬川に無数の波紋速き魚
posted by でんきけい at 00:00| Comment(4) | 井村レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
その後、体調如何ですか。
句に陰翳というか深みが出て来たような印象を受けます。句とあわせ、俳文調の投稿も楽しみにしています。
Posted by 寺山進 at 2012年01月11日 08:50
 貴兄が6月に検査を受けて9月に入院、手術、退院、その後11月に演歌を楽しむまでの様子、状況が今回の句集でよく表現されていると感じました。体調の回復を願っています。
Posted by 高橋 郁雄 at 2012年01月11日 10:00
井村様 その後の体調如何ですか。
 前にも書きましたが、このように一年の俳句を並べると、短い日記のように見えますね。特に昨年は、6月の検査、手術、術後の療養 の心理状態が良く表されている句だと思います。
Posted by 新田 義雄 at 2012年01月11日 17:47
 手術して3か月経ち、体調も大分回復してきました。ただ、胃を全摘したため、食事は今までの半分程度しか食べられず、そのかわり、間食をして補っています。ホームヘルパーの作る昼食と配食サービスに頼っています。体重は手術前の56kgから46kgに減ったままです。1月7日には浅草の観音様に初詣に行き、俳句の先生から頂いた平癒祈願のお札を納めてきました。
Posted by 井村 英一 at 2012年01月12日 09:44
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