2012年03月06日

鳴く虫日記(その5)「カネタタキ」/ 新井 彰

カネタタキは名前のとおり鐘を叩く音のような鳴き声を立てます。
  

    

 
声が小さいので注意して聞き耳を立てないと聞こえてきませんが、実は意外なことに方々でよく鳴いています。カネタタキ(鳴く虫の会)b.jpg

秋の夜に、どこでも一番よく鳴いている虫は何といってもコオロギですが、私がここ数年来鳴く虫を聞いて回ったところでは、コオロギの次によく鳴いているのはカネタタキだと言ってももいいくらいです。

住宅地では、生垣の塀などからよく聞こえてきます。繁華街でも聞こえてくることがあります。

昨年の秋、私のフルートの先生の演奏が銀座のヤマハホールであり、終わって外に出たら銀座のヤナギならぬモミ(だと思う)の並木からカネタタキの声が聞こえてきて嬉しくなりました(左写真)。銀座のカネタタキ(圧縮).JPG

posted by でんきけい at 01:03| Comment(1) | 新井レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
銀座でカネタタキの声が聞こえてきたとは驚きでした。岡山にいた頃は、銀座などは夢のまた夢と思っていましたが、最近は訪れる機会が増えました。有楽町で油絵展示会が開催されたり、八重洲で囲碁の会に参加した時など、銀座の画廊巡りをするからです。銀座の写真を拝見して、構図のセンスが良いので感心しました。これからは改めて銀座の風景を観察することにしましょう。
Posted by 大橋康隆 at 2012年03月07日 18:41
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