2012年09月01日

テムズ川クルーズ/大曲 恒雄

 テムズ川は南イングランドを西から東へ流れる川で、全長は346Kmあり、利根川(322Km)より長い。

源泉はコッツウォウルズの近くだそうで、オックスフォード、レディング、ウィンザーなどを経てロンドンに至り、北海に注いでいる。高低差の少ない地方を流れているためモーレツに蛇行しており、Google Earthを拡大して眺めてみるとその様子がよく分かる。ロンドンに入ってからも随分蛇行しているが、市中心部を北に向かう流れの左岸に国会議事堂、ビッグベン、など、その対岸に巨大な観覧車ロンドンアイがある。テムズ川.jpg
 
 

 18世紀にはロンドンがイギリス帝国の貿易の中心となったためにテムズ川は世界で最も交通量の多い河川となった。この頃のテムズ川は工場からの排水や下水が垂れ流しとなっていて汚染が猛烈だったらしい。その後様々な水質改善プロジェクトが実施され、現在では世界の都市を流れる河川の中で最もきれいな川の一つと言われている。
 

 前にも報告したが(2012/5/21 「イギリスの旅」、2011/1/16 「ロンドンの思い出」)、2004年6月〜7月高校同期の仲間19人とイギリスを北から南へ縦断する10日余りの旅をした。最終日の夕方、テムズ川のディナークルーズを利用してサヨナラパーティを催した。スタートはロンドンアイ近くの船着き場から。船が動き出す前からワインパーティが始まり、周りの風景を楽しみながら旅のフィナーレを締めくくる思い出深いひとときを過ごすことができた。
 

 船はかなり上流まで行ってからUターン、夕暮れ迫る頃に国会議事堂、ビッグベン、ロンドンアイ、などの観光スポットの近くをゆっくり進み、更に幾つかの橋の下をくぐってタワーブリッジの手前へ。船内アナウンスがあり、特別BGM(?)が流された。ちょうど巨大客船がタワーブリッジを通過したばかりの所だったので、もう少し早ければ下の橋が「ハ」の字の形に開く光景が見られたはずとちょっぴり残念であった。
その後、船内の照明が消され、薄暮〜暗闇の中での大ディスコパーティとなる。ワインですっかりご機嫌となった紳士淑女たちが踊り狂ううちに船は静かに桟橋へ、ディナークルーズのフィナーレを迎えた。

posted by でんきけい at 00:15| Comment(1) | 大曲レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
遅ればせながらテムズ川の屋形船紀行楽しく拝見しました。アイが出来てからのちのロンドンには行ったことがないのですが、なるほどとウィーンのリーゼンラードを思い出しながら気分に浸りました。テムズ上流のウィンザー城、オクスフォードの辺りはほとんど平面を流れる、岸をコンクリートで固めない、ゆったりとした流れ。岸辺まで草が生えて遊ぶことができる日本では見られない光景が大好きです。隅田川の上流は秩父の長瀞。そしてその上流はダムと、特に秋の景色は素晴らしいのですがゆったり、のんびりに欠けるのが残念です。
Posted by サイトウ at 2012年09月06日 09:37
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