11月14日にオーストラリアのケアンズからニュージーランド沖にかけての海上一帯で皆既日食がありました。
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ぱしふぃっく びーなす号 |  |
皆既日食ツアー | 乗船した船 | 観測準備中の私 |
成田からニューカレドニアのヌメアに飛び、ヌメアから「ぱしふぃっくびーなす」という26,000噸の日本のクルーズ船に乗り、ニュージーランドのオークランドまでの4泊5日の航行の途中で皆既日食を観察した後、オークランドから飛行機で成田に帰るという90人ほどのツアーに、星見の友人と参加しました。 |
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観測準備中の仲間 | ダイアモンドリング | コロナ |
日食の当日は、青空に綿雲がポツポツと浮かぶ上々の天気。 しかし皆既が始まる直前に大きな綿雲が太陽を覆って万事窮すかとヒヤヒヤしました。が、そこを船長さんが必死に船を操って雲を回避してくれ、私たちは素晴らしい日食を見ることができました。
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特に、10cm20倍の大型双眼鏡で見たコロナはすばらしく、視野いっぱいに広がるコロナはほんとに美しい・・・こんなにも美しいんだと息を呑みました。ふと天女の羽衣”もかくやと思ったりしました。思い切って高価な大型双眼鏡をこの機会に新調し、重い思いをしてはるばるニュージランド沖まで運んできた甲斐がありました。
夜は船上から毎夜南半球の星空を観望。 南の空には大マゼラン雲・小マゼラン雲など北半球では見られない珍しい天体が多く、特に南十字星からニセ南十字星にかけての一帯は見栄えのするイータカリーナ星雲や、南のプレヤデス星団をはじめとする多くの散開星団ほかの星々にちりばめられて双眼鏡で眺めていると時の経つのを忘れます |  |
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観測成功で 船上パーティで乾杯 |
posted by でんきけい at 00:00|
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新井レポート
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