2013年04月16日

吉高の大ザクラと里親サクラ並木/森山 寛美

昨年は福島県までドライブして,樹齢1000年の「三春滝桜」と400年の「紅枝垂れ地蔵ザクラ」を撮影してきましたが,今年は地元千葉県印西市にある「吉高の大ザクラ」と柏市民が里親になって植樹した「サクラ並木」を撮影しました。「吉高の大ザクラ」は,印西市吉高地区にある樹齢300年を超える一本ザクラで,印西市の天然記念物に指定されています。幹周囲6.85m,樹高10.6m,枝張最大幅25.8m,淡いピンクの山ザクラで,幹や大枝の力強さには圧倒されます。山ザクラは満開の見頃時期が短いので,インターネットで開花状況や天候をチェックして4月5日に撮影してきました。開花時期には臨時駐車場が設けられますが,そこから現地までは徒歩25分を要します。「三春滝桜」とは対照的で,林に囲まれた農地に「ひっそりと,たくましく」咲いている感じです。
 吉高の大ザクラ.jpg
   吉高の大サクラ

これまで注意していなかったのですが,たまたま車で通りかかった際,柏市の国道16号線沿いに綺麗なソメイヨシノがあることに気づきました。これが今回撮影した「柏市民が里親になって植樹したサクラ並木」,勝手に略して「里親サクラ並木」です。植樹は2005年に行われており,今年で10年が経過したことになります。街路樹のサクラは,交通や環境を考慮した剪定で樹形を悪くしてしまうことが多いのですが,このサクラ並木は大堀川沿いの土手に植えられているので,今のところ自然の樹形を保っています。また公園のサクラなどは,根元を花見客が踏みつけて固くしてしまい,寿命にも影響が出るのですが,よい条件が保たれることを願うこのサクラ並木の10年後?が楽しみです。

力強い幹.jpg 
    力強い幹

幹や大枝には年輪相応の貫禄がでますが,樹齢300年超のサクラでも,咲く花個々の綺麗さは樹齢10年の花と同じで,全く衰えが見られないのは驚くべきことです。これは,樹齢1000年の「三春滝桜」,樹齢400年の「紅枝垂れ地蔵ザクラ」,樹齢140年の足利フラワーガーデン「大藤」でも感じたことですが,樹木の生命力に神秘性を感じた撮影でした。
posted by でんきけい at 00:55| Comment(1) | 森山レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
吉高の大桜、モコモコとすごい相ですネ。四方からの映像でその豪快さがよくわかります。三春の優雅な姿と対照的。300年でこのくらいの風格が出るのでしょうか。我が家の枝垂れもあと300年経つと……。その頃はこのあたりのすがたもすっかりと変わって桜?そんなものなんていうことになっているでしょうか。よいお花見をさせていただきました。
Posted by サイトウ at 2013年04月17日 16:20
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