2013年06月21日

あやめ祭り 水郷佐原水生植物園 2013年6月8日/森山 寛美

 6月は「ハナショウブ」の季節です。「何れも優れていて優劣の決め難い」場合に「いずれあやめかかきつばた」というフレーズが用いられますが,端午の節句の菖蒲湯に使われる「サトイモ科」の「ショウブ」は別として,「アヤメ」,「カキツバタ」,「ハナショウブ」はアヤメ科の多年生草本です。この三つは非常に似ていますが,それぞれ乾燥地か湿地かの栽培地が,また大ざっぱですが,アヤメ,カキツバタは5月,ハナショウブは6月と開花期が異なります。特に「ハナショウブ」は日本で改良された品種で,江戸系,肥後系,伊勢系などがあり,江戸時代から親しまれているようです。
 「ハナショウブ」は外側花弁の付け根に黄色い部分があることで容易に見分けられます。アヤメ科の草本は白,青,紫など落ち着いた青系が主ですが,鮮やかな黄色の「キハナショウブ」は「要注意外来物」です。「キハナショウブ」の花弁の付け根には網目模様があり,「ハナショウブ」に似ていますが別物です。
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ハナショウブ
 利根川河口の水郷には,東洋一の400品種150万本の「ハナショウブ」を誇る千葉県香取市の「水郷佐原水生植物園」と500種100万本の「ハナショウブ」を誇る茨城県潮来市の「前川アヤメ園」があります。これらは「ハナショウブ」の季節にテレビや新聞で紹介されますので,ご存知の方も多いと思います。今回のビデオは,体力を考えて「水郷佐原水生植物園」を対象にしましたが,「前川アヤメ園」はできれば来年トライしたいと思っています。
 「水郷佐原水生植物園」は,昭和44年に開園した6haの植物園で,5種15万本の「アヤメ」,5種300本の「カキツバタ」,前出の「ハナショウブ」,30種5,000株の「スイレン」,300種の「ハス」が栽培されています。6月の「あやめ祭り」には,「嫁入り舟」,「佐原囃子の演奏と手踊り」,「おらんだ楽隊の演奏」,「野点」,「園内舟めぐり」など各種イベントが行われます。3佐原囃子と手踊り(80%).jpg
佐原囃子と手踊り
 今回は「佐原囃子の演奏と手踊り」と「園内舟めぐり」を含めて撮影しました。300年以上の歴史のある「佐原囃子」は,「神田囃子」,「京都祇園囃子」と並ぶ日本三大囃子の一つで,笛,大皮,小鼓,大太鼓,摺り鉦が用いられ,数十の曲目があるようです。なお「ハナショウブ」の花言葉は「あなたを信じます」,「優雅」です。
posted by でんきけい at 00:00| Comment(0) | 森山レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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