2016年06月01日

フルボカー城からテルチへ/大橋 康隆

 2005年8月11日朝、チェスキー・クルムロフの長距離バス・ターミナルを出発して、約1時間後にチェスキー・ブディェヨヴィツェのバス・ターミナルに
到着した。近くに予約していたホテルにリュックを預け、急いで駅に行き列車で北上して、約10分でフルボカー・ナト・ヴルタヴォウ駅に到着した。ここまでは順調であったが、田舎道を迷って徘徊してやっとヴルタヴァ川に沿った森の上にフルボカー城(写真1)が現れた。お蔭で川辺に散在する美しい小さな町の風景を多く撮影することが出来た。近距離バスは何処で途中下車するのか良く判らないので敬遠したが、今回は裏目に出たようだ。
写真1 フルボカー城.jpg
写真1フルボカー城
写真2 フルボカ城.jpg
写真2フルボカー城
写真3 黒塔.jpg
写真3黒塔
 苦労した甲斐があって、フルボカー城は素晴らしく、城の内装や庭園も豪華であった。(写真2)ボヘミア地方に君臨した往時の権力と財力が偲ばれる。すっかり満足して、帰路はバス停ポッド・コステレムから乗車して、約20分で終点チェスキー・ブディェヨヴィツェに到着した。途中でフルボカー・ナト・ヴルタヴォウを通ったので、どうして道に迷ったのか判らない。夕方までには時間があったので、バスターミナルから西進して、旧市街の中心にあるブジェミスル・オタカル2世広場を訪れた。周囲には様々な建物があり、聖ミクラーシュ教会の脇に黒塔が聳えていた。(写真3)
写真4 村の家並.jpg
写真4村の家並
写真5 市庁舎.jpg
写真5市庁舎
写真6 広場の街並.jpg
写真6広場の街並
 8月12日朝、バスで約30分西進してホラショヴィツェ村を訪れた。この村には、独特の南ボヘミア風バロック様式の建築(写真4)が残っており、世界遺産に登録されている。ここでは珍しく年配の日本婦人2人がガイドさんと訪れておられた。小さな村なので、アッという間に全域を歩き回った。バスの便数が少ないので、用心してバス停裏の観光案内所で絵葉書や本を購入して、早目にチェスキー・ブディェヨヴィツェに帰った。再び旧市街の広場を訪れ、黒塔に登って美しいパノラマを撮影した。(写真5)は市庁舎である。
写真7  テルチ城より.jpg
写真7テルチ城より
写真8 イエズス教会.jpg
写真8イエズス教会
写真9 聖ドゥハ教会.jpg
写真9聖ドゥハ教会
 8月13日朝、長距離バスターミナルから約2時間東進してテルチを訪れた。ブルノ行きで途中下車であったが、世界遺産に登録されている美しい街なので、観光客も多く間違いなく降車できた。10分位西に歩いてホルニー門に到着して、旧市街に入った。予約していたホテルは、ホルニー門の近くにあり、荷物を預けて旧市街の中心にあるサハリアース広場を訪れた。広場の両側に林立する街並みは素晴らしい。(写真6)広場の入口近くに聖母マリアの柱像がある。北西に進んで行くとテルチ城が現れる。ガイドツアーに参加して城内を見学した。城から旧市街が一望できる。(写真7)は、右側がサハリアース広場で、上部には旧市街の北東にあるシュテェブニツキー池が見える。城から降りて、橋を渡り旧市街の南西にあるウリツキー池の対岸から旧市街を眺めると、左方にイエズス教会(写真8)、右方に聖ドゥハ教会が見える。テルチは2つの池にコの字型に囲まれているので、一層美しい街になっている。

 8月14日朝、テルチ駅から列車に乗り北上してコステレツ・ウ・イフラヴィ駅で乗り換え、南西に向かいブルノに到着した。長距離バスに乗れば、東進して容易に到着できるのだが、わざわざ列車でコの字型に大回りしたのは、途中の景色を楽しむためであった。この判断は的中して、テルチと同様に小さな池が多くあり、様々な美しい景色を堪能することができた。残念だったのは、鉄道の両側に植えられた樹木が飛び込み、写真の邪魔になったことである。

posted by でんきけい at 00:00| Comment(0) | 大橋レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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