2016年08月01日

ウィーンからデュルンシュタインへ/大橋 康隆

  2000年8月にオーストリア旅行をした。アナログカメラのお世話になった最後の個人旅行になったが、当時は20数本のフィルムをリュックに背負っても苦にならない元気があった。
写真1シェーンブルン宮殿.jpg写真2グロリエット.jpg写真3 ベルヴェデーレ宮殿.jpg
写真1シェーンブルン宮殿写真2グロリエット写真3ベルヴェデーレ宮殿
  8月1日は終日ウィーン市内観光の予定であったが、午前中にシェーンブルン宮殿(写真1)(写真2)とベルヴェデーレ宮殿(写真3)を見物した。宮殿の名前にふさわしい美しさと規模の壮大さに圧倒された。
  残りの名所は、旅行の終わりに再び帰って来た時に訪れることにして、午後はベートーベンゆかりのハイリゲンシュタットを訪れた。当地はベートーベンが聴覚を失い絶望して「ハイリゲンシュタットの遺書」を書いた所で有名だが、その家は現在記念館になっている。他にも「エロイカ」を書いたエロイカハウスや、「田園」を書いたブファー広場の家などがある静かな町であった。ベートーベンが構想を練ったといわれる「ベートーベンの散歩道」(写真4)を歩いていると不思議に小学校5年生の頃を思い出した。国語の教科書に「月光の曲」のことが書いてあったので、音楽だけ教わった女性のA先生に皆でぜひ聴いてみたいとお願いした。A先生は1ケ月練習して、オルガンで弾いて下さった。一同大いに感激したが、間もなくA先生は結婚して満州に行かれ、その後の消息は誰も知らない悲しい思い出になった。
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写真4散歩道写真5クレムス市街写真6シュタイナー門
  8月2日早朝にウィーン中央駅を列車で出発して西方に向かい、1時間20分でクレムス駅に到着した。駅の正面から北へ直進して左折すると、メイン通りになる。市庁舎や賑やかな市街(写真5)を通り抜けると、町のシンボルであるシュタイナー門(写真6)に到着する。
  メイン通りの北側の通りには、ピアリスタン教会や、ワイン博物館などがあり、静かな高級住宅が並んでいて、メイン通りとは全く異なる雰囲気であった。シュタイナー門から、更に西南に進むと、ドナウ遊覧船の波止場が現れた。
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写真7クレムス写真8デュルンシュタイン写真9ドナウ川
  午後1時に波止場から定期遊覧船に乗りドナウ川を遡り、約30分でデュルンシュタインに到着して下船した。途中の風景は素晴らしかった。(写真7)はクレムス波止場を出発して間もなく撮影し、(写真8)はデュルンシュタイン波止場の近くで撮影した。デュルンシュタイン波止場に近いホテルにリュックを置いて身軽になり、小さな町を散策した。大きなグループツアーの客が結構大勢いて、昔の城壁跡の前でガイドさんの説明を熱心に聞いていた。
  ブドウ畑の間を通り抜けて、丘の上にあるクエンリンガー城跡に登った。ドナウ川から眺めた時は、容易に行けると思ったが、意外に傾斜が厳しくて、息も絶え絶えになりながらようやく頂上に到達した。ここからドナウ川を見下ろすと、それまでの悪戦苦闘はすっかり吹き飛んでしまった。(写真9)
posted by でんきけい at 00:00| Comment(0) | 大橋レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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