2016年12月01日

11月の花便り/高橋 郁雄

  今月の花便りは、大船植物園フラワーセンター、横浜市こども植物園および向島百花園からです。大船植物園フラワーセンターと横浜市こども植物園へは11月8日に行きました。向島百花園へは11月10日に行きました。
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菊人形(パンダ)スプレー菊(プレトリア)スプレー菊(エナジー)
●菊人形(パンダ):大船植物園フラワーセンターで撮影しました。今年の菊花大会は10月28日〜11月23日で、会場の真っ先にこのパンダが飾られていました。
スプレー菊(2点:プレトリア&エナジー):大船植物園フラワーセンターで撮影しました。(スプレー)とは、小枝の意味で上部が枝分かれして中輪花を咲かせる品種です。2014年1月1日と12月1日号の本ブログで、3点のスプレー菊を既に紹介済みですが、違う種をここでは2点取り上げました。
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カワラノギクフジバカマエリカ・コロランス
カワラノギク(河原野菊):大船植物園フラワーセンターで撮影しました。大きな河川の乾燥した河原に自生する1稔草(花が咲くと枯れてしまう)だそうです。全国で相模川、多摩川、鬼怒川の3ヶ所にしかない絶滅危惧種の野生の植物です。大船植物園で栽培している種は、相模川に自生している系統を実生繁殖したものだそうです。
フジバカマ(藤袴):こども植物園で撮影しました。万葉の頃から親しまれている秋の七草の一つで、本州、四国、九州の河川沿いの草地に生えます。花の色が藤(ふじ)色で、花弁の形が袴(はかま)のようであることからこの名前に…。全草を乾燥させたものは生薬として利用され、また桜餅の葉と同じ香りがして、かっては衣類の消臭、香り付けなどにも利用されたそうです。
エリカ・コロランス:こども植物園で撮影しました。原産地は南アフリカ。開花時期は(4〜5月)と(9〜12月)だそうです。筒状の花の色は始めは白く、次第にピンクを帯びて、最後は暗い赤になるそうです。
  花言葉=「博愛・孤独」
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江戸菊(御園の秋)肥後菊(紅小袖)丁子菊(三山)
  上の3点江戸菊、肥後菊、丁子菊)は向島百花園で撮影しました。向島百花園では、古典菊と盆栽菊の展示がされていました。古典菊は江戸中期に各地大名の保護・奨励により地域独特の品種が発展した中型の菊で、江戸菊、肥後菊、嵯峨菊、伊勢菊、丁子菊などが知られています。今回は古典菊の中の3点を選び掲載しました。
江戸菊(御園の秋):江戸を中心に発達した古典菊の代表的な品種。菊は本来、秋に咲きますが、江戸菊には季節外れに咲く狂い咲き品種もあり、咲き進むにつれて、花びらの形が変化することから「狂い菊」「舞菊」「芸菊」のどと呼ばれることもあります。
●肥後菊(紅小袖):熊本(肥後藩)発祥の古典菊です。大輪で花びらの厚いものが好まれた当時の流行と逆行し、一重咲きのシンプルな花姿が特徴です。素朴さが好まれ、古くは江戸菊と人気を二分したとされています。
丁子菊(三山):主に関西地方で作られていた菊で、江戸時代に盛んに栽培されていた菊の一品種。花の中心の筒状の花びらが香料の丁子(クローブ)の花に似ていることからこの名前に。花の中央部が盛り上がって咲き外国ではアネモネ咲きとも呼ばれ人気があるそうです。
posted by でんきけい at 00:00| Comment(0) | 季節の花便り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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