2018年03月01日

夢の知らせ等変わった知らせ/沢辺 栄一

  昔から虫の知らせ、夢のお告げ、夢枕に立つなど通常の通知手段と異なる知らせと思われることを聞いたことがある。ある現象を知らせと感じるか、如何思うかはその人間の判断に掛かっていると思うが、私も通常の知らせの正式な前に何らかの知らせではないかという経験をしたことがあるので記してみる。

  (その1)戦前、空襲を受ける前には東京の浅草に住んでいた。小学6年の秋に、空襲が激しくなると予想され、縁故疎開や集団疎開をさせられたので同じ組の者はばらばらに別れ、それ以後、互いに消息が取れない状態になっていた。青梅線の拝島駅から駒場に通っていた頃のことである。ある日、学校の授業が終って拝島駅に着いた時に小学6年以来別れていたI君に突然会った。相手もこちらを分かり、再会したことを互いに喜んだ。小学校時代、彼は私の住んでいる所からかなり離れている町に住んでいたが、気が合うのか良く遊びに来たし、こちらも彼の住んでいる所に遊びに行ったことが多かった間柄である。会った時、彼は喘息を患っていて大変だと言っていたが、又の再会を約して別れた。その後、暫くたって、彼の親族から彼が喘息で亡くなったとの知らせを受けた。早速香典を送ったが、彼のことをすっかり忘れてしまっていたある夜、手ごろな旗を手に持って振りながら彼が私の所に来る夢を見た。その夢を見た日にデパートから香典返しが届けられた。その時、テレパシーは本当にあるのだなと感じた。

  (その2)私がフィラデルフィア近郊に住んでいた時に、近所のMさんという老夫婦が住んでおり、外国人に対して非常に親切にしてくれて、私の家族を食事に呼んでくれたり、こちらもお二人を呼んだりして親しくしていた関係であった。私が日本に帰ってから数年たったある夜、Mさん夫婦が墓穴を掘っている変わった夢を見た。大変変な夢なので気にして心配していたら娘さんから両親が二人とも亡くなったとの手紙を頂いた。テレパシーは太平洋も問題にしないで簡単に渡るのだなと変に感心したことがあった。
  夢は普通直ぐ忘れてしまうものであるが、この2件の夢は今でも覚えている。その後、30年以上経っているがこのような経験をしていない。自分のテレパシー能力が退化したのではないかなと感じている。

  (その3)私の家は隣が山林なので庭に蛇が通ったり、門に絡みついたりすることがある。一昨年の五月に如何してなのか不明であったが、1匹の蛇が門の前で白い腹を見せてひっくり返っていた。可愛そうに思ったので棒で正常な姿勢にしてあげたら動き出したので、安心してそのままにしておいた。翌朝、庭に行ったら昨日の蛇が動かなくなって死んでいたので、庭の片隅に葬った。私の兄の一人が蛇年で、病で床に就いていたのでこの蛇のことと関連して気になっていたが、それから少し経って、その兄の訃報が届いた。兄と蛇と関連付けるのはおかしいことであるが、私には関連付けを行いたくなる気持ちであった。

  (その4)私は担ぐ性質がある。年賀状のお年玉抽選の結果はその年を占う一つの手段である。これまで最も当選率が高かったのは約400枚貰った年賀状で18枚が当ったことがあり、その年は順調に推移したと思った。昨年は200枚年賀状を貰ったが、1枚もお年玉に当らなかった。このようなことは一度も無かったので、嫌なことが起こるかなと心配した年のスタートであった。人に話したら、宝くじを買えば大当りになると慰めてくれた。しかし、実際は不幸が続いた。最も頼りにしていた長兄とその義姉が続けて亡くなった。その上、子どもが病気に罹ったり、自動車で近所の車に傷をつけてしまい、保険ではあるが、保証しなければならない経験もした。昨年はお年玉抽選の結果の知らせは本当なのだなと感じた年であった。ところで、今年は約200枚貰った年賀状の内、お年玉に4枚当り、平均の当選率であり、今年は普通の年であると安心している所である。
posted by でんきけい at 00:00| Comment(1) | 沢辺レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「夢のお告げ」とか「虫の知らせ」とか云われる、いわば「未知のコミュニケーション・手段」は、何らかの形で(結局は空間を伝わる「波動」の一種になると思うが)存在すると思う。
理論的には、ほぼ間違いなく存在する筈の「重力波」が、いまだ検出されていないのが現状である。
何百年かの未来に(もし人類が滅亡していなければ)人体からの微弱波動の発生、特殊な条件下における別の人体による受信等が、解明される事は有りえない・・とは、誰も断言出来ないと思う。
Posted by 寺山進 at 2018年03月01日 16:56
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