2018年09月01日

ニースから西方への旅/大橋 康隆

  2003年8月4日朝ニースの長距離バスターミナルを出発して50分でサン・ポール((St-Paul)に到着した。
  丘の上にある鷲の巣村で、(写真1)(写真2)(写真3)のような石畳の坂道を登って行くと、両側から古い建物が迫って来る。町の中心にはサン・ポール教会(Eglise St-Paul)がある。
  迷路のような坂道を彷徨い、多くの写真を撮影してバス停に戻ってきた。更に北西 2km の坂道を 10分登り、マーグ財団美術館(Foundation Maeght)を訪れて見学した。静かな森の中に現れるこの美術館には、ブラック、シャガール、ミロなどの名作が飾られ、現代美術愛好家達が多く訪れている。地図ニース西方.jpg
地図ニース西方
写真1サン・ポールの家並.jpg写真2サン・ポールの家並.jpg写真3サン・ポールの家並.jpg
写真1サンポールの家並写真2サンポールの家並写真3サンポールの家並
  再びバス停に戻ってバスに乗り、北西に進んでヴァンス(Vence)のバス停に到着した。バス停は、ヴァンス市街の南西の端にあるが、ここから少し北西に歩き、五差路を右に曲がって行くと、リュビアン川(Lubiane)の橋がある。ここから南東を眺めると、サン・ポールの全景が現れ、急いで撮影した。(写真4)更に直進するとロザリオ礼拝堂(Chapelle du Rosaire)が左側に現れた。(写真5)ヴァンス市街からは、15分位である。ロザリオ礼拝堂は、マチスが晩年に4年間をかけて制作したそうだ。ゆっくりと内部を見学し、庭からヴァンスの市街を展望した。すっかり満足してヴァンス市街に戻り、大聖堂、市庁舎、ヴィルヌーヴ城を眺めながらバス停に戻った。
写真4サン・ポールの全景.jpg写真5ロザリオ礼拝堂.jpg写真6ルノワールの家.jpg
写真4サンポールの全景写真5ロザリオ礼拝堂写真6ルノワールの家
  再び、バスで南東に進み、30分でカーニュ・シュル・メール(Cagne-sur-Mer)に到着した。バス停(Cagnes Station Centrale)は町の中心にあるが、北東に 2km 歩いてルノワールの家にやっと辿り着いた。(写真6)ルノワールが、愛妻の死と自身のリューマチに苦しみながら、晩年の12年間を過ごした家である。レ・コレット (小さな丘)と呼ばれる家の庭には、古い樹木が茂り、庭から見下ろすカーニュの家並は素晴らしい。時間の経過を忘れてしまい、カーニュ市街に戻った時は、グリマルディ城(Chateau-Musee Gurimaldi)を訪れる時間が無くなり残念なことをした。城の中には地中海近代美術館があり、藤田画伯の作品も展示されている。急いでカーニュ駅に戻り、18時半の列車に乗り 15分でニース駅に到着した。
写真7アンティーブ.jpg写真8アンティーブ家並.jpg写真9ビオット市街.jpg
写真7アンティーブ写真8アンティーブ家並
写真9ビオット市街
  8月5日朝ニースの長距離バスターミナルを出発し、南西に進み1時間でアンティ−ブ(Antibes)のバス停に到着した。旧市街を東方に進み海岸通りに出て、東北に進みながら、グリマディ城(Chateau Grimaldi)を訪れた。(写真7)中はピカソ美術館(Musee Picasso)になっており、ゆっくりと作品の鑑賞をした。城から旧市街を見下ろすと古い家並が一望できる。(写真8)再びバス停に戻り、北西に20分進みビオット(Biot)のバス停に到着した。ビオットはガラス細工の町として知られているが、(写真9)のように瀟洒な店が立ち並んでいる。新旧入り混じって不思議な雰囲気であった。帰路はバスでアンティーブに戻り、乗り換えてニースに帰着した。

   ニースの見物をしていなかったので、薄明りの中で町の中心にあるショッピングモール:ニース・エトワール(Nice Etoile)を訪れた。更に南下して海岸沿いのプロムナード・デザングレ(Promenade des Anglais)を西進し、マセナ邸やホテル・ネグレスコを撮影した。
posted by でんきけい at 00:00| Comment(1) | 大橋レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
情緒あるプロヴァンスの街並、よい写真を楽しませて頂きました。行ける時に行っておかなければいけませんネ。
Posted by サイトウ at 2018年09月02日 21:34
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