2018年10月01日

9月の花便り/高橋 郁雄

  今回は、向島百花園と大船植物園フラワーセンターからです。9月6日に向島百花園ヘ、9月13日に大船植物園フラワーセンターヘ行きました。
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のかんぞうわたジャンボコリウスゴリラ
のかんぞう(野萱草):向島百花園で撮影しました。ユリ科の花。野原や川岸の少し湿ったところに咲く。2013年10月1日に掲載済みで、今回は2度目です。萱草(かんぞう)色「この花の色」の大きい一重の百合の花が咲く。この美しい花が一日でしぼむところから、学名は「Hemerocallis fulva var longituba」「hemera(一日)+callos(美)」と言われる。藪に咲く「藪萱草(やぶかんぞう)」はよく似ているがこちらは八重咲きです。
  野萱草、藪萱草ともに、別名を「ワスレグサ(忘れ草)」というが、その由来は以下の通り。
  花の蕾を調理して食べると、心配事をすべて忘れるほどおいしい。朝咲いて夜萎むことからこの花を身に付けると花の美しさで、いやなことや悲しいことを、1日限りで忘れられるということから。
  万葉集に大伴旅人は、「萱草(わすれぐさ)我が紐に付く香具山の古(ふ)りにし里を忘れむがため」(忘れ草を私の着物の紐に付けるよ。懐かしいふるさと、香具山を忘れるために)とよんでいます。
  他に、(ニッコウキスゲ)(ゼンティカ)(ユウスゲ)なども「忘れ草」と言われます。
わた(綿):大船植物園フラワーセンターで撮影しました。色が変わる花の一例です。咲いた時はうすいクリーム色→翌日にしぼむとピンク色に変わる。その後、ツンと尖った丸い実をを付ける。この実が膨らんではじけると、中からふわふわの綿毛が出てくるということです。
  綿の花言葉=「繊細な・有用な・優秀・偉大・有用」:美しい花の姿と、やわらかい綿毛の用途の広さに由来している。
  英名:Cotton flower。原産地:世界中の熱帯・亜熱帯。
ジャンボコリウスゴリラ:大船植物園フラワーセンターで撮影しました。観葉植物で、このダイナミックな葉を楽しむものらしいです。何ともたくましい名前ですが、どうやら葉は食べられないそうです。花はシソ科の花で、小さい花です。
posted by でんきけい at 00:00| Comment(0) | 季節の花便り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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