2019年01月01日

トリプル90/齋藤 嘉博

  明けましておめでとうございます。今年もこの欄を通して皆様とお話しできるのを楽しみにしております。
  昨年3月、我が家の夏ミカンの木に実が一つなりました。たった一つですが久しぶり、もう20年来のことでした。けっこうおいしかった。そして暮れにはアロエに初めての花。わが身は一年風邪もひかずに、あまりボケもせず、ほぼ平穏のうちに過ぎました。

  昨年小生は90歳になりました。私の親友ミッキ―マウスも90歳、そして今日のこの稿が10年前の「エアトン先生」に始まって以来90回を数えました。トリプル90!
  90年を日数にすると32,872日。その間の心臓の鼓動数は? 毎分70としてほぼ33億回。大変信頼性の高い臓器でよく働いたものです。これを自動車のエンジン回転数にしてみると、私の試算では33億回転でほぼ127万Kmを走ったことになります。ポンコツもいいところで、昔ボストンで買った100ドルの車でもこれほどは走っていなかったと思います。
  もう一つ数字をこねて、我が家の階段。私の部屋は二階にあり、統計を取ってみると、朝晩はもちろん出かけるときにあれを忘れた、これを忘れたと、一日に平均7.3回の上がり下りをしています。この高さ2.8m。この家ができて32年になりますから、その間に上がった高さがなんと240,000m!!高さではエヴェレストに27回の登頂に相当!!しかしこれが足腰を鍛えているのだと思えば大変うれしい。
  そう、仮に70歳になった時から90歳まで20年間毎日一万歩(7.5Km)を歩けばその距離は5.5万Km、東海道を江戸から京都まで25回以上往復できる勘定で地球を一周以上しているのです。チリも積もれば山となるという諺がぴったり。

  これだけ長く生きていたらずいぶんたくさんのことを知っていてもいいと思うのですが、それが知らないことが多いですネエ。90歳、何がめでたい!なんて佐藤愛子さんのように言っていないで、することをコツコツとしていればなんでもものになる時間なのでした。
  私の般若心経読経も親父の三回忌以来毎朝ですので、これも今年中には12,000回。小学生の頃は病弱で、大学でも長い休学をした私がこの年までまあ元気に生きているのはこの読経のおかげでしょうか。でももうボランティアもできませんし、なにか出来ることをしっかりとやるしかないのでしょう。

  今年も諸兄、皆様が楽しく過ごされますように、私の大好きな花園妙心寺の釈迦如来と嵯峨清凉寺の阿弥陀如来にお参りができますようにと願っている新年です。
posted by でんきけい at 00:00| Comment(0) | 斎藤さんのお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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