2019年05月01日

デン・ハーグからデルフトへ/大橋 康隆

  2004年8月14日朝8時11分にアムステルダム中央駅を出発し、8時59分にデン・ハーグ(Den Haag)の南部にあるHS駅(Holland Spoor Station)駅に到着した。
  デン・ハーグには、市街の東部に中央駅(CS)があるので注意する必要がある。
写真1デン・ハーグの市街.jpg写真2ビネンホフ.jpg写真3美術館.jpg
写真1デン・ハーグの市街写真2ビネンホフ写真3美術館
   HS駅から北西に1.2km 歩き(写真1)の様な美しい市街を眺め、市街の中心にあるビネンホフ(Binnennhof)を訪れた。(写真2)この地区には「騎士の館(Riddesaal)」があり、現在は国会議事堂として使われている。この他に総理府、外務省などの中央官庁があり、オランダの行政の中心地であるが、美しい中世の建築物も多数ある。その一角にマウリッツハイス美術館(Mauritshuis)があり、(写真3)に正面を示す。フェルメールの「真珠の首飾りの少女」の看板が印象的であった。内部を見るとフェルメール、レンブラント等の多くの名作が展示してあった。中でも、フェルメールの「デルフトの眺望」の前に机があり椅子に腰掛けてゆっくりと鑑賞できたことは望外の体験であった。記念のため美術館の裏側をホフフェイファ(Hofvijver)の池から撮影して(写真4)に示す。
写真4美術館裏.jpg写真5マドゥローダム.jpg写真6市庁舎.jpg
写真4美術館裏写真5マドゥローダム写真6市庁舎
  次に西北に進み、パノラマ・メスダグ(Panorama Mesdag)を訪れた。ヘンドリック・W・メスダグが縦15m、横120m の世界最大の風景画を一枚の絵に描いたものを鑑賞したが、実に壮大なものであった。更に進むと平和宮(国際司法裁判所)の立派な建物が現れ早速写真を撮影したが、今回は紹介できず残念である。ここからはトラムに乗り、マドゥローダム(Madurodam)を訪れた。オランダ各地の代表的建築物が1/25に縮小された模型として展示されていた。家族連れの観光客が多く、子供も大人も楽しんでいた。(写真5)
  とりわけ感激したのは、毎年9月第3火曜日の国会開会式の様子が展示されていた。儀仗兵達が騎士の館前の広場に整列し、金の四輪馬車に乗った女王を迎えるのである。時間が経過するのを忘れ、気が付いたら夕暮れになっていた。急ぎトラムでHS駅に引き返し20時59分に出発し、デルフト(Delft)駅に21時6分に到着して、デルフトのホテルに宿泊した。
写真7旧教会.jpg写真8東門.jpg写真9小学校.jpg
写真7旧教会写真8東門写真9小学校
  8月15日は先ずデルフトの中心部にあるマルクト広場を訪れ、市庁舎(Stadhuis)(写真6)や旧教会(Oude Kerk)(写真7)を撮影した。
  次いで観光船で運河巡りをして、東門(Oostpoort)を訪れた。現在は様々な建物が建ち並び、昔の「デルフトの眺望」の素晴らしさは儚い夢物語になっていた。印象に残ったのは、運河沿いにあった立派な小学校である。(写真9)オランダの教育レベルの高さを象徴している。昔、米国留学時に確率論を教わったB教授も、オランダ出身であることを思い出した。”Use your brain. trainning!"と言われた言葉が今でも耳に残っている。情報理論をより深く理解するためには、貴重な授業であった。運河巡りの後は、運河に沿って美しい家並みを眺めながら散策し、再びマルクト広場に帰り、プリンセンホフ博物館(Munincipal Museum Het Prinsehof)やタイル博物館(Museum Huis Lambertvan Meerten)を見学した。さすがにフェルメール生誕の地であり、昔の栄華が偲ばれる。デルフト・ブルーの世界を堪能し、すっかり満足して夕刻ホテルに帰着した。

posted by でんきけい at 00:00| Comment(2) | 大橋レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
二回にわたる貴兄の詳細なオランダ紀行と写真、楽しくまた懐かしく拝読し、想い出を新たにしました。小生がオランダに旅したのは2002年5月。アムステルダムの西、電車で15分ほどのハーレムに一週間泊まり、キューケンホフ公園では10年に一度のFLORIADが開かれていて素晴らしいチューリップを堪能しました。印象に残っているのはアルクマールのチーズ市、ザーンセスカンスでの風車の帆を張る作業、アムステルダムの海洋博物館、ゴッホ美術館、ガッサンのダイヤモンド工場などなど、とても楽しい旅でしたっけ。貴兄が多くの美術館を回られたデン・ハーグについて私のアルバムに「中央駅付近の近代ビル群、オランダにしてはどうもちぐはぐな感じ」と感想がしるされていました。貴兄の体調いかがでしょうか、案じておりますが。
Posted by サイトウ at 2019年05月01日 19:46
コメント有難うございました。ハーレムに一週間滞在して、周辺の旅行をされたとは海外旅行のプロですね。2000年にオーストリアを旅行した時、ハルシュタットで欧州在住の日本人家族と同じホテルに泊まりました。一週間滞在してゆっくり周辺を旅行するとのことで、旅行慣れした方は流石だなと感心しました。私は相変わらずバッタのように旅行していますが、訪れたい所が多すぎて止むを得ません。
10連休は、要介護2にとっていささかしんどいですが、宅配弁当、派遣看護師、ヘルパーさん達に助けられ、後2日どうやら無事しのぐことが出来そうです。それにしても、人手不足は介護の分野でも深刻であると痛感しました。詳細は後程メールで報告します。
Posted by 大橋康隆 at 2019年05月03日 19:36
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