2019年06月01日

ゲントからブルージュへ/大橋康隆

  2004年8月16日朝オランダのデルフト駅を8時6分に出発し、ベルギーのアントワープ中央駅(Antwerpen Centraal Station)に9時37分に到着した。
  アントワープには、ルーベンスの家など訪れるべき所が多くあるが、残念ながら今回は割愛して、列車を乗り代えて9時37分に出発してゲント・セント・ピータース駅(Gent Sint Pieters Station)に10時28分到着した。
      
  早速トラムに乗り北上してフランドル伯居城(Gravensteen)を訪れた。(写真1)
地図ベルギー西部.jpg
地図ベルギー西部
写真1フランドル伯居城.jpg写真2ゲント旧市街.jpg写真3ゲントの運河.jpg
写真1フランドル伯居城写真2ゲント旧市街写真3ゲントの運河
  昔訪れた頃を思い出し、見張り台から見下ろすと、旧市街が一望できる。(写真2)城から少し南下すると、(写真3)の様な素晴らしい運河の眺めを堪能できる。ここから東方に向かうと、聖バーフ大聖堂(St.Baafskathedraal)や鐘楼と繊維ホール(Belfort en Lakenhalle)が現れる。聖バーフ大聖堂の近くには、魔王ゲラルド城(Geraard de Dulvelsteen)がある。昔訪れた時に、石臼で人間が引き殺される残忍な絵画を見て驚愕したことを思い出し、今回は内部見学は省略した。
  立ち去りがたいゲントを夕刻18時26分に出発し、ブルージュ(Brugge)駅に18時56分到着した。駅の近くのホテルにリュックを預け、まだ明るさが残っていたので、愛の湖(Minnewaterpark)やベギン会修道院(Begijnhof)を訪れた。(写真4)の愛の湖の教会やベギン会修道院は、NEC OB パレット会で仲良くしていた無線のR.Tさん(S31年入社)が油絵に描いていたのを思い出す。R.Tさんとは昼食後に囲碁を一局打って仲間の観客を喜ばせ、何時も遅刻して午後の油絵教室に参加する悪い生徒であった。しかしR.Tさんは一昨年、あざみ野の美術館で個展を開催された。私も尿閉になる少し前だったので、本人の説明を聞きながらじっくり鑑賞させてもらった。
写真4恋の湖の教会.jpg写真5聖母教会.jpg写真6鐘楼.jpg
写真4愛の湖の教会写真5聖母教会写真6鐘楼
  8月17日は、先ずブルージュの中心地であるマルクト広場を訪れた。途中で壮大な聖母教会(O.L.Vrouwekert)を撮影したので(写真5)に示す。マルクト広場には鐘楼(Belfort)があり、少し南東に行くとブルグ広場が現れ、市庁舎や聖血礼拝堂がある。ここから遊覧船に乗り運河巡りをした。先ず壮大な鐘楼が現れる。(写真6)ここの風景は多くの油絵仲間が油絵に描いている。残念ながら体力不足で、高さ88m、366段の螺旋階段を登ることは出来ても降りる体力がなく、屋上まで登ることを断念した。R.Tさんは、北海道育ちで日頃スキーで鍛えており、難なく屋上に登って素晴らしいパノラマを堪能したそうだ。しかしパノラマは壮大過ぎて油絵に纏めるのに悪戦苦闘していたのを思い出す。
  代表的な運河巡りの風景を(写真7)(写真8)に示す。私も運河巡りの油絵は、F-100号、F-50号、F-8号、F-6号と色々描いてみたが、ブルージュは画家にとっては題材の宝庫である。
写真7ブルージュの運河.jpg写真8ブルージュの運河.jpg写真9聖血礼拝堂.jpg
写真7ブルージュの運河写真8ブルージュの運河写真9聖血礼拝堂
  運河巡りの後は、再びブルグ広場に戻り写真撮影をしたが、聖血礼拝堂(H.Bloedbasillek)を(写真9)に示す。道端で年配のご婦人が素晴らしい刺繍をしていたのが印象的であった。ホテルに向かって南下した途中で、聖母教会の反対側にあるメムリンク美術館Memlingmuseum)を訪れた。ブルージュで活躍したハンス・メムリンクの「聖ウルスラの聖遺物箱」は素晴らしく、ブルージュを締めくくるに相応しかった。
posted by でんきけい at 00:00| Comment(1) | 大橋レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
僕も昔ブルージュに行ったことがあります。静かでよい処でした。そのときはアムステルダムに泊まっていて、翌日の夜、ブリュッセルの知人と夕食をする予定だったので、朝早くアムステルダムを列車で発ってブルージュに寄って、ブルージュの観光を楽しんでから、夕方、ブリュッセルに向かったので、本当に急ぎ足のブルージュ見物でした。そのせいか、残念ながら、ほとんど記憶が消えてしまいました。いま大橋さんのこの記事と写真を見て、あらためてブルージュを思い出しています。
Posted by 武田充司 at 2019年06月03日 21:31
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